U-10大会予選

U-10大会とは、4年生以下で編成されるチームでの公式戦であり、東部北地区を勝ち抜いた2チームが中央大会(県大会)へ進出できるもの。

今年度は礼羽さんと合同チームを編成して出場するが、これまでもU-10のカテゴリーの試合は礼羽さんとの合同チームで出場してきたため、お互いの顔と名前は把握している模様。会場は騎西グラウンドであり、ホームアドバンテージを活かして代表決定戦進出を目指したいところだが、結果は果たして???

 

 

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当初の試合開始時刻を遅らせる措置となり、朝まで降っていた雨の影響を取り払うためのグラウンド整備をみんなで実施。

騎西所属の1年生にもお手伝いいただき、子供たちのために早朝から汗を流して整備。

各団の皆様には感謝、感謝!!!

 

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体育会系の場合、こんな会話になるのかも。

A:「もっと腰を入れて!」

B:「はい!すみません!」

C:「まだまだ、水たまりはあるよ。早くしないと日が暮れるぞ!」

B:「承知いたしました。次はどこを整備しますか?」

A:「そうだなあ。ウチの庭かな?」

B:「え?」

C:「そんなわけないでしょ!指示される前に自分で判断して、サッカーと同じ!」

B:「わかりました!

   とほほ、いつまで続くのだろう・・・ 誰か交代してくれないかなあ。」

A:「ん?なんか言った?」

B:「いえ、何も言ってません。」

C:「よ~し、次いってみよ~。」

B:「いかりや長介かよ。」

 

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熱血コーチからの指示が飛ぶ。

みんな聞くだけでなく、理解しているかな?

理解したことを実践できれば必ず良い結果が出るから、漏らさずに聞く耳を持とうね。

もし理解出来ないときには、もう一度聞くなどして右から左に流さないことが大事。

聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥。わかるかな???

 

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足にボールが吸い付いている感じ。

でもボールだけでなく、周りを見るようにしてみよう。

フリーでプレッシャーがなければ運べるところまで行くのもベター。

 

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試合前の円陣。

騎西と礼羽、それぞれかけ声は異なると思うけど、今回はどんな感じ?

まとめ役のキャプテンが牽引していくんだろうね。

 

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力強いゴールキック

狙いは右サイドか。

受け手はトラップ際を狙われないように注意。

蹴る側は足元ばかりでなく、スペースに出すのも有効。

 

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キーパーからリスタート。

顔が上がって前向きな感じ。

ボールを見ながら上がらないと、瞬時に対応できないよ。

パントキックだけでなく、フリーの選手にイージーに出すのも選択肢のひとつ。

 

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相手選手のいない方へドリブル。

味方との距離が近いようであるが。。。

顔を上げて味方の位置を確認できるかな?

 

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相手シュートをブロック。

顔ともかく、身体は逃げてないぞ。

できれば打たせないことが求められるが、打たれても身体を寄せることでシュートコースを限定でき、失点のリスクを軽減できるので、最後まで気を抜かないこと。

 

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上手くボールをコントロール

ん?味方との距離が近い?

ここはボール保持者に寄るのではなく、離れてみよう。

よく言うのは、オフェンスはパー、ディフェンスはグー。

ということは、今はパーかな?グーかな?

 

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相手カウンター。

左サイドを駆け上がる選手を追ってのディフェンス。

ディフェンスの最後の砦はいるかな?

1対1ならキーパーがタイミングを見計らって前へ。

 

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スローインから再開。

イメージどおりに投げられたかな?

おや、ボールから目を離している選手が。

ボールがどこにあっても必ず視線の先にはボールがある癖をつけておかないと。

いつボールが来ても対応できる準備だけはしておかないとね。

 

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2人に囲まれても気持ちで負けないこと。

この場面はいわゆる頑張るところ。

この局面に勝利すれば、一気にチャンスメイクができるかも。

一方でファウルには気をつけようね。

 

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ルーズボール

ゲットするのはどちらかな?

しかし、人が集まりすぎている感が。。。

みんな試合前にポジションを聞いたのでは?

夢中になりすぎて、自分のポジションを失念してしまっては、試合前のミーティングの意味がなくなってしまうよ。落ち着いて、冷静に考えてみよう。

 

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相手ドリブルへのチェック。

ディフェンスは足からではなく、身体から入ること。

ボールゲットの瞬間を狙って、入るタイミングを見極めよう。

 

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どちらのボールに???

怯んだらNO!躊躇しないで前へ前へ!

頑張った方にボールは転がってくるもの。

 

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ボールを外に持ち出された。

ここはついていってシュートコースを狭めたい。

ボールゲットよりも、いち早くクリアすることが最優先か。

 

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身を挺してシュートブロック。

ナイスキーパー!!!

怖いけど、それを拭い払って前へ出られたからこのような結果に。

躊躇していたら、おそらく失点だったかも。

 

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相手ドリブルに並走。

楽にさせないことで、いつかはチャンスが。

ディフェンスはしつこく、粘り強く、相手は必ず嫌がっているはず。

 

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おっ、フリーでボールを保持。

さあ、どうする?

ドリブルか?逆サイドへの展開か?もしくは???

選択肢はひとつではないよ。また、みんなも選択肢を作ってあげることが肝要。

 

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タッチライン際をドリブル。

中からではなく、遠回りしてでも外から行った方が、結果的にはチャンスが広がることが多いので、あえてゴールまでの最短距離ではない方を選択してみよう。

中は人が多くて、引っかかってしまうことが多いからね。

 

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ペナ外からのシュート!

キーパーの位置は確認したかな?

前にディフェンスはいないようだから、シュートが早いような気も。

この場面も冷静に判断できればもっと良いのでは?

 

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この場面での最優先は相手の前に身体を入れること。

ボールと相手の間に身体を入れることでマイボールにすることが可能。

マイボールにしてから次の判断に移行。

イメージできているかな?

 

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複数人に囲まれて、さあどうする?

前がなければ横へ。

受け手となる味方も声を出して呼んでみよう。

仲間を助けてあげたいところ。

ん~、でもやっぱり距離が近いような。。。

 

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ゴール前へ攻め込む。

シュートか?

相手ディフェンスの足に当たった?

ルーズボールはどちらへ?

この瞬間に起こること、起きることを予測するのも大事。

 

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抜けた?

早く、強く、先に触りたい!

頑張った選手には必ずボールが転がってくる。

 

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ディフェンスに行かないと。

でも、行き過ぎも禁物。

相手の思うつぼになってしまうことも。

行くべきか、待つべきか、それも自分の判断。

 

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左から来た相手ディフェンスに対して、右足アウトサイドでかわすテクニック。

でも、さらなるディフェンスが。。。

前も横もダメなときはどうしよう?

強引に行ってボールロストするよりも裏を使って組み立て直すこともあるのでは?

そのためには裏に待っている選手が不可欠。

 

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相手フォワードの突進。

ディフェンスとしてはシュートを打たせないように。

ゴールから遠い方へ持ち出すようなディフェンスをしたい。

キーパーはその位置で良いかな?

オフェンスが左へ流れたら、まずはニアサイドを閉めないと。

 

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左サイドを一気に駆け上がる。

ベンチから、コーチの熱い視線が。。。

スピードに乗っているようなので、中ではなく縦へ。

その方が相手ディフェンスとしては守りづらいかも。

 

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身体を張ってのディフェンス。

気持ちが入っていてナイス!

ボールに行っているようだが、展開次第ではファウルにも。

でも、こういうプレーはチームを鼓舞することにもなり、活性化には十分となるナイスプレー!!!

 

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密集から抜け出すのは?

ここは負けない、負けたとしても食らいつくこと。

この場所にこれだけの選手がいるということは、大きなスペースがあるんだよね。

ボールゲットできれば、一気にチャンスに繋げられるんだけど、それにはまずマイボールにすること!

 

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相手を押さえてドリブル開始。

ここも味方が近い。もう少し離れよう。

ドリブルした後は周りを見てみようね。待っている選手もフリーなら呼んであげよう。

 

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ゴール前で絶好のチャンス到来!

キーパーの位置を確認して、いない方へ流し込めば・・・

落ち着いて冷静に判断してみよう。

打つ選手にとっては、この一瞬が結構長く感じられるんだろうね。ああしようか、こうしようかと、いろいろ考えて。

そして、結果は???

 

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仲良くドリブル。

いや、近すぎる。これではもったいない。

パスしても近いから有効ではなくなるし。

ボールを持っていない選手は離れてパスコースを作ってあげることを考えてみよう。

 

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相手のナイスシュートが突き刺さる。

これはキーパーの責任ではない。

今日はキーパー大活躍。失点はしたけど、気持ちを切らさずに頑張っていたね。

 

 

【試合結果】

礼羽&騎西 0-6 砂原

礼羽&騎西 1-7 ForWarD

 

ホームアドバンテージを活かせずに代表決定戦進出ならず。

ベンチから熱い指示はあったものの、完全に力負けの感が。

今後の課題は多く、いろいろといろいろと取り組んでいかないと。

でも、コーチからは、このチームは可能性が大きくあり、楽しみなチームであるとの評価する声もあったよ。

まだまだ伸びしろはあるのだから、ここで下を向かないで頑張っていこう。

勝つと楽しいよ。楽しくなるともっと上手くなろうとして、さらに向上するよ。

その繰り返しで右肩上がりに成長していくので、これからもひたむきに練習していこうね。