少年団大会 代表決定戦
予選リーグを勝ち上がり、中央大会への進出チームを決定する代表決定戦の日。
勝ち残った8チームのうち、2チームが中央大会へ進出するが、どのチームも強豪ばかり。でも、その中のひとつが「騎西」であることは誇らしいこと。
相手がどこかというよりも、自分のプレーができるかに主眼を置いて、落ち着いて、でも時には大胆に、これまでの練習の成果を発揮できるか?
さあ、いざ決戦!
相手は抽選の結果、加須ユナイテッドに決定。
加須ダービーとして、これまで何度も対戦し、知り合いも多くいるよね。
でも今日は手加減なしの真剣勝負。
ゴールキックは大きく蹴らずに、つないでつないで主導権を握る手法。
いつもどおりに焦らず丁寧に展開できるかな?
後方からパスの出しどころを窺う。受け手はパスコースを創出できているかな?
中央が空いていたら、そのまま突破という選択肢も。
オーソドックスな攻め方も良いが、相手と味方の両方の裏をかいた選択も、ときには効果的な攻め方に。
自陣を向いてボール保持。ここはセーフティに空いているサイドへボールを供給したいところ。
それを察したら、ポジションを右サイドへシフトしていくこと。
右サイドへボールが出たら、左サイドのポジションはそれぞれがずれて、真ん中のポジションを埋めること、基本だね。
攻め込まれるが、身体を張ってのディフェンス。
フォローもいるし、チームとして組織的なディフェンスができている様子。
耐える時間帯はしっかりと耐えること。そうしているうちに必ずチャンスが来るから、耐えて耐えて耐えて、それから一転攻勢に転じたい。
ゴール前へ良いボールが来た。しっかりと合わせられるか?
また、こぼれ球に反応できるか?
混戦になった時は、先にボールに触ることが先決。そういう時、最後は頑張っている方にボールはこぼれてくるのがサッカーの常。
技術はともかく気持ちで負けないように!
【試合結果】
騎西 0-2 加須ユナイテッド
騎西 1-1 行田サウス
善戦したものの、ダービーは敗北。残念ながら中央大会進出はならず。
でも、各自の成長ぶりはしみじみと感じられた大会でした。
新型コロナウィルスの影響で年度当初から練習ができず、再開後も軒並み大会が中止になってしまった中、代表決定戦まで進出したことは、各自が頑張った結果です。
結果はともかく、こういう真剣勝負の場で緊張したことは、とても良い経験になったと思うし、なかなかできない経験ができたことは、とても貴重なことです。
この経験を一過性のものにせず、今後の糧にできればより良い未来が必ず開けるから、十分浸透できるようにしていこうね。
育成会の皆様、ご協力ありがとうございました。
結果は残念でしたが、ここまでこれて子供たちには楽しませてもらったのではないでしょうか?
家庭や仕事を両立しながら、送迎、準備、当番等、大変なことではあると思料いたしますが、その分子供たちからはプライスレスな経験をさせてもらっていると思います。
これから寒くなりますが、変わらぬご協力をよろしくお願いいたします。
ここからは試合後のオフショット。みんなリラックスした良い表情だね!
親子での会話を聞いてみましょう。
【Case 1:感傷的バージョン】
母「今日の試合どうだった?」
子「うん。」
母「どうだったの?」
子「うん。」
母「・・・・・」
子「・・・・・」
【Case 2:ねぎらいバージョン】
母「結果はともかく頑張ったね。」
子「ありがとう」
母「まだまだ先は長いから、次のチャンスに活かせればよいよね?」
子「うん、頑張るよ。」
母「じゃあ、今日はごちそうにしよう!」
子「やったあああ!」
【Case 3:肝っ玉バージョン】
母「あんた、もう少しできたんじゃないの?」
子「精一杯頑張ったよ。」
母「でもまだまだできたはず、帰ったら今日の反省とともに、課題を修正するから覚悟しといて」
子「えーーー!」
母「えーじゃない、上達するには練習あるのみ!」
子「とほほ、仕方ない、練習するかあ。。。」