トレーニングマッチ 12/5

今日は加須ユナイテッドさん、古河セブンさんとのトレーニングマッチ。

会場は古河リバーフィールド、この場所は古河マスターズといって、いわゆるおじさんたちのための大会が開催されている競技場でもある。

これまで古河マスターズには騎西の指導者も多く参加しており、子供たちの見本となる(?)プレーをしてきたところであるが、今日は子供たちが寒さを吹き飛ばすような熱いプレーを見せてくれるかな?

 

 

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試合前のウォーミングアップ、関節をほぐすとともに、いつもとは異なる芝の感触を確かめる。

どうだろう、この会場は自分たちに味方してくれそうかな?でも、一生懸命プレーすれば、ボールは自分の方に転がってきてくれるよ。

 

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リラックスしたドリブル。

ここからギアチェンジしてトップスピードに乗せられるか?

視線の先にあるのは、ターゲットとなる味方か?

でも、パスコースがなければ、自ら持ち上がっていくのも正解。

ゆっくりしているとディフェンスが狙ってくるが、選択は?

 

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試合を観戦するこの人は?

やはり息子の調子が気になるのか、心配そうに視線を送る。

経験者でもあるため、心の中では、「ああしろ、こうしろ」、もしくは、「そうじゃないんだよなあ」と呟いているのかも。

でも息子の活躍を見て、一喜一憂することは楽しいことでもあるのでは。。。

 

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腰をしっかり落としてからの切り返し。

このくらい大きいプレーをすると、相手としてもボール奪取は困難に。

切り返しのタイミングや方向もバッチリ決まったようで、相手をかわした後は、一気にゴール前へ突進か?

コースが見えたら、迷わず右足を振り抜くことも必要。この選手の能力として、この位置からだったら、シュートレンジに入っているからね。

 

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寒さに耐えながら観戦する母たち。おっ、おそろいのスボルメでは?

A「寒いねえ。」

B「天気予報では、晴れだったよね。」

C「しかも雨降っているし、予報と違うんだけど・・・」

A「暖まりたいよねえ、どうすればいいかなあ?」

B「一杯ひっかけるか、どう?」

C「いいねえ、熱いのをクイッといくかい?」

A「一杯とは、Oneの意味、それともManyの意味?」

B「どっちでもいいよ、早く暖まろうよ。」

C「飲酒運転になっちゃうでしょ、帰ってからのお楽しみにしましょ」

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2がかりでボールをゲット。

そうしたら、距離をとるか、広いスペースに早くボールを出したいところ。

次の展開はどうなるか?いや、どうするかだね。

未来は自分の意思で切り開いていくこと、向こうから勝手にやってくるものではないよ。

頑張った先に獲得するものがあるから、気を抜かないで注力すること!

 

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「さっきの場面なんだけどさあ、左サイドから仕掛けてもよかったと思うんだよね。」

「そう?あれでいけてたんじゃないの?」

「うん、でも次はもう少し考えてみようよ。」

「わかったよ。いろいろ試すことは良いことだからね。」

こんな会話かどうかわからないけど、仲間同士で会話することは良いこと。

思ったことを口に出して、意見を主張してみよう。そういう活発な意見交換があれば、チームはもっと成熟していくよ。

 

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身体の入れあい、気持ちで負けないことが大事。

どっちが先にボールに触れることができるかな?

パッと見のイニシアティブは互角といったところ。この競り合いに勝利した方のチームがこの後の攻撃権を得るような。。。

周りからの声がけも大事だよ、それによって競り合う頑張り度が上がるからね。

 

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ベンチで出番を待つ愛息へのコーチング。

心の中では、頑張ってくれよ~って感じかも。

それを知ってか知らずか、子供には積極的なプレーを期待したい。

失敗を恐れて無難なプレーをするよりは、リスクがあっても自ら仕掛けてチャレンジすることを優先してね。その場合、仮に失敗してもある意味良い失敗になるんだからね。

 

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スピードに乗ったドリブル開始。

見えているのはシュートコースか?パスを待つ味方か?もしくは味方が走り込んで欲しいスペースか?

いくつかある選択肢からチョイスするのは、自身の判断。その判断どおり正確なプレーができるかな?

自らの意思を信じて大胆に行ってみよう!

 

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右サイドを駆け上がったぞ、さあ、次は?

センタリングのチャンスを窺い、味方を見つけたらロックオン。

良いボールを供給できるか?待っている選手にピンポイントに合わせられるか?

高度な技術が要求されるが、その精度を持ち合わせているよね。

どうだ、イメージどおりの綺麗な得点を演出できるかな?

 

 

 

今日のトレーニングマッチは普段のポジションとは異なるところも経験し、各自の適正を広げることも試験的に実施。

慣れていないことをすることも必要で、将来はどのポジションもこなせるユーティリティプレーヤーを目指してもらいたい。

一方、少年団の主旨は団の方針に子供たちを当てはめるのではなく、子供たちの可能性を引き出してあげることが重要。

この子はこのポジションだけ、といった固定観念を持つことは御法度なので、いろいろ試して中で、適正を見極めていくべきではないだろうか。

その意味でもトレーニングマッチは多ければ多いほど、テストできるよね。

今日は寒い一日だったけど、熱いプレーができたようだね。

加須ユナイテッドさん、古河セブンさん、大変お世話になりました。

ありがとうございました。